mozcのデフォルトをひらがな入力モードにする

Ubuntu 16.04ではmozcが使える。なれてしまうとanthyには戻れない。 が、mozcはmozcで、ログイン後の入力モードがデフォルトでDirect Input(直接入力)になっていて、しかも私のキーボードではひらがな入力モードに変更できない。なので、毎度毎度マウスを操作してひらがな入力モードに変更しなくてはならない。これが嫌で一度anthyに戻そうとしたが、やはり変換精度の差はいかんともしがたい。mozcを使うときは日本語を使いたい時のはずなので、どのような経緯でこのような仕様になったのか、不思議なところであるがこの際、どうでもいい。

ということでこれを直すことにする。

前提として、これは設定でどうにかする方法はなく、結局ソースの変更が必要である。[1]

mozcのレポジトリをクローンしdockerを使ってソースからビルドする方法もあるが、その後のインストールでかったるいことになりそうだ。 ということでUbuntuのソースパッケージからビルドすることにする。

ソースパッケージを以下のようにして入手

sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install build-essential devscripts
sudo apt build-dep ibus-mozc
apt source ibus-mozc

[1]に示された修正を行う。

emacs -nw $(find . -name property_handler.cc)
// Some users expect that Mozc is turned off by default on IBus 1.5.0 and later.
// https://code.google.com/p/mozc/issues/detail?id=201
// On IBus 1.4.x, IBus expects that an IME should always be turned on and
// IME on/off keys are handled by IBus itself rather than each IME.
#if IBUS_CHECK_VERSION(1, 5, 0)
const bool kActivatedOnLaunch = true; //false;
#else
const bool kActivatedOnLaunch = true;
#endif  // IBus>=1.5.0

ビルドを行う。

cd mozc*
dpkg-buildpackage -us -uc -b

インストール

sudo dpkg -i ../mozc*.deb ../ibus-mozc*.deb

起動後、mozcのデフォルト入力モードがHiraganaになるはずである。

Misc

この記事は、「Ubuntu 16.04 aarch64環境でmozc pkgが無いのでsource pkgからbuild」[2]を参考にして執筆した。 また、ここに記された手順は無保証であり、その結果について執筆者は責任を負わない。フィードバックや修正提案を採用する義務を執筆者は負わないが、それらは歓迎される。

References

  • 1 Mozc issue-#381
  • 2 Ubuntu 16.04 aarch64環境でmozc pkgが無いのでsource pkgからbuild